Windows 11/10/8/7でSSDをHDDへクローンするフリーソフト

この記事では、バックアップを作成したり、ストレージ容量を拡張するためにSSDをHDDにクローン・コピーする方法についてご紹介します。

ゆき

投稿者:ゆき/更新日:2024年04月01日

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どうしてSSDをHDDへクローンします?

SSDは、優れた性能を持っているし、手頃な価格になってきたため、近年日本でも大変人気が高まっています。OSを再インストールせず、今まで使用していたHDDをSSDへクローン・コピーして交換・換装するのは珍しいことではありません。しかし、その逆にSSDからHDDへクローンしたい人がいますか?SSDからHDDへクローンする必要がありますか?次は、SSDをHDDにクローンする2つの主な理由を説明します。

●まずは、データセキュリティのためにSSDをHDDへクローンするかもしれません。

古いHDDをSSDにアップグレードした後、OS、個人情報やお気に入りゲームなどすべてはSSDに保存されています。これらの重要なデータを二重に守るためにSSDのデータをHDDにクローン・コピー・移行・複製すると考えられています。クローン先のHDDをバックアップとしてほかの安全な場所に置いておけば、SSDが壊れてしまったとき、復元を実行せずHDDに替えて直接使用できます。手間や時間を節約し、より効率的かつ便利になります。

●そして、大容量のストレージを使用する必要があるときはSSDをHDDへクローンするのは良い選択肢です。

一般的にHDDの容量はSSDよりも大きいです。ストレージ容量を拡張したい場合、Windows11/10/8/7でSSDをHDDへクローンしたほうがいいです。

確かにSSDのデータ転送/読み書き速度が速いですが、欠点もあります。例えば、容量あたりの単価が高いこと(低価格化は進んでいるものの、HDDと比べると高く、同じ1TBのHDDとSSDが約5~6倍程度の価格差がある)、HDDに比べると寿命が短いこと(データの書き込み回数が多いほど寿命が短くなる)(データの保持期間が有限のため、永久にデータを保存できない)、故障してしまうとデータの完全な復旧は難しいことです。そのため、時にはSSDをHDDにクローンする必要があります。

どのようにSSDをHDDへクローンします?

HDDへSSDのクローンを作成するAOMEI Partition Assistant

現在のWindowsパソコンにはクローン機能が標準搭載されていないため、SSDをHDDへ正常にクローンするために第三者ソフトウェア(サードパーティ製ソフトウェア)を利用する必要があります。ここでは、強力なディスクパーティション管理ツール「AOMEI Partition Assistant Professional」を強くお勧めします。

その分かりやすい「ディスククローンウィザード」に従って、パソコン初心者でもSSDをHDDへ簡単かつ迅速にクローン・コピーすることができます。それだけでなく「ハードディスクを消去」「不良セクタをチェック」「パーティションを分割」「空き領域を割り当てる」など、ディスクやパーティションをうまく管理するための多くの機能も備えています。ユーザの時間と労力を大幅に軽減することができます。

今すぐこの最適なソフトをダウンロードして試してみませんか?きっと気に入っていただけると思います。

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ヒント:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

Windowsを再インストールせずSSDをHDDにクローンする方法

次は、AOMEI Partition Assistant Professionalを使って、Windowsを再インストールせずSSDをHDDにクローンする方法をチェックしてみましょう。

ステップ 1. HDDをパソコンと接続する

クローン先となるHDDをお使いのPCに接続し、Windowsで認識できることを確認します。

ステップ 2. クローン方法を選択する

AOMEI Partition Assistantをインストールして開きます。

ツールバーの「クローン」をクリックし、ドロップダウンメニューから「ディスをククローン」をクリックします。

ディスをククローン

次には「ディスクの高速クローン」か「セクタ単位のクローン」か、一つのクローン方法を選択して「次へ」をクリックします。

クローン方法

ディスクの高速クローン:この方法はソースディスク上の使用済み領域だけをクローンします。大容量のソースディスクを小容量のターゲットディスクにクローンすることができます(ターゲットディスクの空き容量はソースディスクの使用済み容量より大きいか等しい必要があります)。
セクタ単位のクローン:この方法はソースディスク上の使用済みセクタと未使用セクタをすべてクローンするため、「ディスクの高速クローン」よりも長い時間がかかります。また、ターゲットディスクのサイズはソースディスクのサイズに等しいかそれより大きくなければなりません。

ステップ 3. クローン元のSSDを選択する

クローンの作成元となるSSD(ソースドライブ)を指定して「次へ」をクリックします。

クローン元のSSD

ステップ 4. クローン先のHDDを選択する

クローンの作成先となるハードディスク(ターゲットドライブ)を指定して「次へ」をクリックします。

クローン先のHDD

🔊注意:HDDをSSDに移行する場合、「SSDの性能を最適化」のチェックボックスにチェックを入れてください。

次にはターゲットディスク上のパーティションを編集するための3つのオプションがあります。パーティションサイズをそのまま保持するか、変更するか、好きなように選択することができます。

パーティションを編集

「パーティションのサイズを変更せずクローン」:パーティションのサイズを変更せずにコピーします。
「コピー先に合わせる」:ディスク全体にフィットするようにパーティションのサイズを自動的に調整します。
「手動で編集する」:ディスク上のパーティションのサイズを手動で調整します。
🔊大容量HDDを小容量SSDにクローンする場合、「パーティションのサイズを変更せずクローン」がグレーで表示されます。

ステップ 5. クローン操作を確認する

ここではクローンしたHDD(ターゲットディスク)から起動する方法&注意事項について説明します。よく読んだ後「完了」をクリックします。

起動方法

操作実行結果が表示されるので、確認して問題なければ「適用」⇒「続行」をクリックし、SSDからHDDへのクローン・コピーが始まります。

適用

🧿ヒント:
SSDからHDDへのクローンが完了した後、AOMEI Partition Assistantを使用してデータを失うことなくパーティションサイズを変更することもできます。
AOMEI Partition Assistantの「ディスクをクローン」ウィザードを利用してHDDからSSDへのクローンも作成することができます。
クローン作成後、HDDから起動したい場合、コンピューターをシャットダウンし、クローン元のSSDを取り外してからクローン先のHDDを取り付ける(交換を行う前にバッテリーを外す必要があるかもしれません。ねじ回しを使用してノートパソコンの裏蓋またはPCケースのネジを緩めることができます)か、BIOS設定でドライブの起動順位を変更して、HDDを一番最初に読み込むように設定します。

まとめ

AOMEI Partition Assistant Professionalを使用すると、数回クリックだけでWindows 11/10/8/7/XP/Vista(32&64ビット)を再インストールせずSSDからHDDにクローンすることができます。Windows Server 2012(R2)、2016、2019、2022などのサーバーを使用している方は、AOMEI Partition Assistant Server版を選択することができます。また、台数無制限のPC&サーバーで利用可能なAOMEI Partition Assistant Technician版もあり、それを利用して、他人や他社に有料サービスを提供することができるので、企業や技術者などにとってかなり役立つと思います。

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ゆき
ゆき・編集者
ゆきは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品の機能について詳しいです。IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。