chkdskコマンドでディスクチェックを実行、ディスクエラーを修復

この記事では、Windowsでchkdskコマンドからディスクチェックツールを実行し、ディスクをチェックし、ディスクエラーを修復する方法について説明します。

Akira

投稿者:Akira/更新日:2023年08月17日

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chkdskコマンドについて

「CHKDSK」は、Check Disk(ディスクチェック)の略語であり、ハードディスクの整合性をチェックし、FAT16、FAT32やNTFSドライブ上のさまざまなファイルシステムエラーを修復できるWindowsユーティリティ機能です。ファイルシステムエラー、不良セクタや失われたクラスターなどのディスクエラーをチェックすることをサポートします。このディスクチェックユティリティー(CHKDSK)は、Windows XP、Windows Vista、Windows 7、Windows 8/8.1、Windows 10およびWindows 11をサポートします。

また、chkdsk.exeコマンドを実行しディスクエラーを修復できます。例えば、ブルースクリーンのせいでファイルやフォルダを開けないことが発生したら、chkdsk.exeコマンドを行い、「ディスクチェック」ツールを利用し、ディスクエラーをチェックし、修復することができます。

「ディスクチェック」の使い方

さて、「ディスクチェック」ユーティリティはどのように機能しますか?

Windowsが起動できる場合、「ディスクチェック」ツールのchkdisk.exeコマンドをコンピュータの各ハードディスクまたはパーティションで実行できます。

Windowsが起動できない場合、オペレーティングシステムをリカバリモードで起動するか、オリジナルインストールディスクを使用して、コマンドプロンプトから「ディスクチェック」を実行します。「ディスクチェック」ツールを使用する方法は以下の2つです。

1.「ディスクチェック」ユーティリティでディスクをチェック

「コンピュータ」を開く->「ドライブ」を右クリック->「プロパティ」->「ツール」タブ->「チェックする」をクリックします。

ディスクチェック

ここでは、「ファイルシステムエラーを自動的に修復する」と「不良セクタをスキャンし、回復する」という2つのオプションが表示されます。必要に応じて1つ選び、「開始」をクリックします。

Chkdsk

※NOTE:ハードディスクにあるファイルなどが使用されていてチェックディスクを行えなかった場合に、次回起動時にチェックディスクを行うスケジュールを自動的に設定する必要があります。

2.コマンドプロンプトでディスクをチェック

ただし、ほとんどのユーザーは、コマンドプロンプトを使用しディスクをチェックすることを好みます。Chkdskコマンドはいくつかのオプションを提供します。

コマンドプロンプでディスクをチェックするには、管理者としてコマンドプロンプトを開く必要があります。ここではWindows 10を例として挙げます:

Windowsキー+Rキーを合わせて押し、cmdと入力してEnterキーを押します。その後、コマンドプロンプトが表示され、コマンドラインでディスクチェックを開始できます。使用方法がわからない場合は、chkdsk /?と入力し、Enterキーを押すと、パラメータやスイッチが表示されます。

📢chkdsk ボリュームの状態を表示させるだけで、何のエラーを修復しません。
💻chkdsk d: /f 「ボリューム(D:)」のエラーをチェックし、見つかったエラーを修復します。
🔒chkdsk d: /f /r /x /rはドライブ上の不良セクタを発見して読み取り可能な情報を回復します。/xはプロセスが始まる前にドライブのマウントを強制的に解除します。
🔑chkntfs /c NTFSのみに適用します。次回コンピュータが再起動する時に、このボリュームをチェックすることをスケジュールします。

Chkdsk.exe

例えば、D:ドライブの整合性をテストする場合は、プロンプトで次のコマンドを入力します:

Chkdsk D:

D:ドライブにあるディスクエラーを見つけ、修復するには、次のように入力します:

Chkdsk D: /f

※NOTE:「ディスクチェック」は使用中のボリュームを修復できません。ボリュームが使用中の場合は、次回システムを再起動したときにディスクチェックを行うスケジュールを設定するかどうかを尋ねるプロンプトが表示されます。「はい」をクリックします。

AOMEI Partition Assistantでディスクエラーをチェック、修復

Windowsのchkdskコマンドを使用してディスクエラーをチェックし修復することは、Windowsユーザーにとっては非常に重要ですが、コマンドを誤って使用すると、永久にデータを失う危険性があることを知っておくことも非常に重要です。だから、Chkdskコマンドを使用する前にデータのバックアップを作成することをお勧めします(簡単かつ安全)。そうしないと、より安全かつ便利な方法を利用しましょう~

AOMEI Partition Assistant ProfessionalはWindows chkdskの代替手段であり、本当に操作しやすいし、安全です。AOMEI Partition Assistant Professionalは、ディスクパーティション上のエラーをチェックし修復するためのディスクパーティションマネージャであり、パソコン初心者までも簡単に操作できる簡潔なインターフェイスを提供し、Windows 11、10、8.1、8、7、Vista、およびXP(32ビットと64ビットの両方)をサポートしています。では、ここでAOMEI Partition Assistant Professionalを使ってディスクエラーをチェックし修復する方法を解説します。

ステップ 1. このソフトウェアをダウンロード、インストール、起動し、お使いのHDDの基本的な状況が表示されます。チェックしたいディスクのパーティションを右クリック、「詳細処理」をクリック、「パーティションをチェック」をクリックします。

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ヒント:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

パーティションチェック

ステップ 2. エラーチェックの方法を選択するウィンドウが表示されます。必要に応じて1つを選択し、「はい」をクリックします。

エラーチェック

※NOTE:エラーチェックの方法が三つありますので、以下の中から1つを選びます。
chkdsk.exeコマンドを使用して、ディスクをチェックしディスクエラーを修復します。
chkdsk.exeコマンドを使用して、ディスクエラーをチェックします。
パーティション上の不良セクタをチェックします。

選択したパーティションが別のプロセスで使用されている場合は、エラーチェックの操作を続行できません。ディスクマウントが解除されると、この操作を続行できることを知らせるウィンドウがポップアップします。これで実行中のプログラムを全て無効にしますようご注意ください。そして、「このパーティションに強制的にマウントを解除しますか」と尋ねますと、「はい」をクリックし、タスクを実行します。逆に、操作をキャンセルします。

結論

上記は、AOMEI Partition Assistantを使用して、ディスクエラーをチェックして修復する方法です。この方法は、コマンドプロンプトでディスクエラーをチェックする方法より簡単です。ディスクチェック以外、AOMEI Partition Assistantには、Windows 11/10/8/7でHDDを管理する用の他の多くの機能があります。空き領域の割り当て、コマンドライン、MBRとGPTの変換などより高度な機能を楽しむことができます。

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Akira
Akira・編集者
Akiraは、パソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理、クラウドファイルの同期などの記事もたくさん持っています。