Windows 10を再インストールせず、OSをSSDに移行

概要:クリーンインストールなしでHDDからSSDにWindows OSを移したいですか?実は、AOMEI Partition Assistantを使うと、Windows 11/10/8/7のOSやアプリケーションなどを新しいSSDに移行するのはとても簡単になれます。

ゆき

投稿者:ゆき/更新日:2023年10月16日

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OSをSSDに移行する理由

一般的に、性能が悪くなってしまうこと、やHDDが故障してしまうことは、古いHDDを新しいHDD/SSDと交換する主な原因となるそうです。

ご存知のように、HDDと比べてSamsung EVOやIntel 600PなどのSSDは多くのメリットがあります。例えば:より耐久性と低いノイズがあり、読み書き速度が速くて起動時間が短く、消費電力は少なくて耐衝撃性に優れています。

そのため、仕事や日常生活でSSDをOS用、HDDをデータ保存用にする組み合わせは珍しくないでしょう。お使いのパソコンに2つのドライブ(HDDとSSD)を同時に取り付けることができるなら、HDDからSSDにOSを移行することをお勧めします。
また、SSDにインストールされたOSを別のSSDに移行したい人もいるかもしれません(SSDの空き領域が不足しているので、OSを大容量のSSDに移行して読み書き速度を向上させたい人がいます)。
そのほかの観点からみると、システム移行は新規インストールと比べて、すべてのデータをそのまま維持したり、時間と労力を節約したりすることができます。

システムパーティション(Cドライブだけでなく、システムで予約済みパーティション、EFIシステムパーティションなどもあるかもしれない)内のすべてのデータを格納するために新しいSSDには十分な容量がある限り、OSの移行手順はかなり簡単なので何も心配することはありません。

※注:もし、移行先のSSDに十分な容量がないなら、事前にシステムパーティションから不要なファイルをほかの場所に移動するか、削除して容量を減らしたほうがいいです。

OSをSSDに移行するための専門ソフト

システムを別のドライブに移行する際に頼もしいソフトウェアを探して助けを借りるのは良い選択です。

AOMEI Partition Assistant Professionalはそういう強力なOS移行ソフトです。OS移行のためにわざわざ「OSをSSDに移行」という機能を開発して、システムやアプリケーションなどをSSDまたはHDDにそのまま移すことができます。また、移行先のSSD/HDDからシステムが正常に起動することも確保できます。※注:必要ならば、「ディスククローン」ウィザードはHDD全体をSSDにクローンすることもできます。

このパーティション管理ソフトは使いやすいウィザードがあり、Windows 11、10、8、7、XP、Vistaでうまく稼働できます。それをダウンロードして試してみてください。そのほかのバージョン »

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Windowsをインストールせず、OSをSSDに移行する方法

最初、新しいSSDをマシンに接続します。デスクトップパソコンにはそれを直接取り付けることができますが、ノードパソコンにSATA-USB変換ケーブル経由で接続する必要があります。SSDはWindowsによって検出されることを確認してください。移動後、古いドライブを取り出すためにねじ回しが必要です。※注:開始する前に重要なデータをバックアップしたいかもしれません。

さて、Windowsをインストールせず古いHDDをSSDと交換する方法・手順は次の通りです。

√ノートパソコンでHDDからSSDにOSを移行

ステップ 1. AOMEI Partition Assistant Proのデモ版を無料でダウンロードし、インストールし、起動します。ツールバーの「クローン」をクリックし、ドロップダウンメニューから「OSをSSDに移行」を選択して、前書きを読んでください。

OSをSSDに移行

ステップ 2. SSDをターゲットドライブ(移行先)として選択します。選択したSSDの上にパーティションがある場合には、「私は、このディスク0上のすべてのパーティションを削除してディスクにシステムを移動したい」チェックボックスにチェックを入れる必要があります。

移行先のSSD

ステップ 3. 新しいドライブでシステムパーティションをリサイズすることができます。ドライブ文字を変更することもできます。

システムパーティションを編集

ステップ 4. 注意点を真面目に読んでください。後でそれを必要とするかもしれません。

注意点

ステップ 5. 「適用」→「続行」をクリックして保留中の操作を実行します。

適用

ステップ 6. コンピューターをシャットダウンしてクローン先のSSDを取り外します。ノートパソコンの裏蓋を外してねじ回しを使って古いHDDをクローン先のSSDに交換します。最後は新しいSSDから起動します。

ヒント:デスクトップパソコンでOS移行を行う場合には、BIOS設定でSSDが最初に起動するように優先順位を変更する必要があります。もちろん、再起動も必要です。

AOMEI Partition Assistant ProfessionalはMBR HDDからMBR SSDへのOS移行だけでなく、MBR HDDからGPT SSDへのOS移行もサポートします。

√SSD移行後、古いシステムドライブをフォーマット

OSを新しいSSDに移動した後、古いHDDにはシステムパーティションがあります。システムドライブをフォーマットして補助記憶装置として使用したい場合、AOMEI Partition Assistantのフォーマット機能を使用することができます。

デスクトップパソコンでSSDから起動してシステムパーティションを含むHDDを直接再フォーマットできますが、一般的にノートパソコンに1つだけのドライブベイがあるので、まずブータブルメディアを作成してWinPE環境でシステムドライブをフォーマットする必要があります。次の詳細な手順を参照できます。

ステップ 1. USBメモリ(あるいはCD/DVD)をパソコンに挿入します。AOMEI Partition Assistant Proを実行して「ブータブルCD/USBの作成」をクリックします。

ブータブルCD/USBを作成

ステップ 2. 「USBブートデバイス」(あるいは「CD/DVDドライブ」)を選択して「続行」をクリックします。USBメモリ上のデータはすべて上書きされるため、事前に重要なデータをバックアップしてください。

USBブートデバイス

ステップ 3. プロセスが完了するまで待っています。そして「完了」をクリックします。

完了

ステップ 4. ノートパソコンをシャットダウンし、古いHDDをパソコンに接続し、USBから起動します(BIOSで起動順位を変更します)。AOMEI Partition Assistantは自動的に実行され、「パーティションをフォーマット」でシステムパーティションを普段通りにフォーマットすることができます。

パーティションをフォーマット

ヒント:フォーマット後、HDDは起動できなくなります。

Windows7の標準ツールでOSをSSDに移行する方法

HDD(ハード・ディスク・ドライブ)からSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)へWindows7をクローンしようとする時にGhostを使用したいかもしれません。

※Ghostは、Windows XP/Vista時代の最善のディスク分割/クローンツールでした。しかし、単純で原始的な分割/クローン機能はWindows 7の誕生後に無力になってきます。

しかし、Ghostの助けを借りずにどのようにHDDからSSDにWindows 7を移行しますか?次はWindows7の標準ツールを使用してOSをSSDに移行する方法をご紹介します。※注:SSDの空き容量は、古いHDDの容量より大きくなければなりません。

Windows 7の「バックアップと復元」でシステムイメージを作成:

ステップ 1. 「スタート」をクリックして「コントロールパネル」を選択します。「コントロールパネル」で「システムとセキュリティ」を選択します。

ステップ 2. 「システムとセキュリティ」で「バックアップと復元」を選択します。「システムイメージの作成」をクリックします。

システムイメージの作成

ステップ 3. バックアップを保存する場所を選択して「次へ」をクリックします。※注:ここではSSDをバックアップ先のドライブとして選択します。

ステップ 4. ここでは、バックアップの対象を選択します。システムパーティション(Cドライブ、システムで予約済みパーティションなど)がデフォルトで選択されます。バックアップに複数のパーティションを追加することが可能です。「次へ」をクリックします。

ステップ 5. バックアップの場所とイメージファイルのサイズを確認します。問題なければ「バックアップの開始」をクリックします。※注:作成したイメージファイルはSSDの「Windows Image Backup」フォルダーに保存されます。

Windows 7 USB/DVD Download ToolでブータブルUSBを作成:

ステップ 6. 無償ツール「Windows 7 USB/DVD Download Tool(WUDT)」をダウンロード してインストールします。

ステップ 7. インストールUSBメモリ(つまり、起動可能なUSBメモリ)を作成する前に、まずはWindows 7のISOイメージファイルを見つけてください。

ステップ 8. メディアの種類を選択します。ここでは、「USBデバイス」を選択します。※注:4GB以上のUSBメモリを接続しておく必要があります。

ステップ 9. ブータブルUSBドライブの作成が完了したら、パソコンをシャットダウンしてSSDをパソコンに取り付けてください。

Windows 7の「バックアップと復元」でシステムイメージを復元:

ステップ 10. 再起動時にBIOSの設定画面に入って、起動デバイスの順位を変更します。インストールUSBから起動してください。

ステップ 11. Windowsセットアップ画面が表示されたら「今すぐインストール」ではなく 「コンピューターを修復する」をクリックします。

コンピューターを修復する

ステップ 12. 「以前に作成したシステムイメージを使用して、コンピュータを復元します」にチェックを入れます。

コンピュータを復元

ステップ 13. SSDに保存されたイメージファイルが自動的に検出されます。「次へ」をクリックして復元ウィザードに従ってシステムイメージの復元を完成させます。

ステップ 14. 最後は、システムを再起動したら、Windows 7がすでにSSDにクローンされました。

クローン先のSSDは起動できない時に考えられる原因

ほとんどの場合、クローン先のSSDは正常に起動できますが、SSDが起動できない時に何か問題があるでしょう。例えば、誤ったブートモードを選択することです。具体的に言えば、MBRパーティションスタイルはLegacy BIOSから起動しますが、GPTパーティションスタイルはUEFIを有効にする必要があります。必要ならば、パーティションスタイルを変更してください。

データを失うことなく、GPTからMBRへ、またはMBRからGPTへ変換する方法は?

起動しようとする時、「Operating system not found(オペレーティングシステムが見つかりません)」または「Missing operating system」といったエラーメッセージが表示される場合、無効なMBRがある可能性があります。MBRには(SSDのパーティションテーブルと起動のための少量の実行可能コードを含む)記憶装置のデータ構造など重要な情報が保存されています。有効なMBRは正常に起動することを保証します。作成されたブータブルドライブから起動した後、AOMEI Partition Assistantの「MBRの再構築」機能を使ってSSD上のMBRを修復できます。

MBRが破損する症状・原因・簡単な修復方法

まとめ

AOMEI Partition Assistantは、素晴らしいOS移行ソフトです。「OSをSSDに移行」機能を使用すると、OSをSSDまたはHDDに簡単かつ高速に移行できます。また、内蔵/外付けハードディスクの管理にも役立ちます。例えば、データを失うことなく、NTFSからFAT32へファイルシステムを変換したり、MBRからGPTへディスクを変換することにも使用できます。Windows Server 2003、2008(R2)、2012(R2)、2016、2019、2022を使用している場合には、サーバー向けのAOMEI Partition Assistant Serverを選んでください。

ご覧のように、適切なツールを見つけたら、WindowsでOSをSSDに移動するのはとても簡単でしょう。そのほか、定期的にシステムバックアップを作成すれば、システムイメージを使用してシステム復元を実行するだけで新しいSSDへのOS移行も実現できます。しかし、この方法はかなり複雑で、時間がかかります。

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ゆき
ゆき・編集者
ゆきは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品の機能について詳しいです。IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。