最高のRufus Windows To Goの代替ソフト

最高のRufus Windows To Goの代替ソフト「AOMEI Partition Assistant Professional」を使って、マイクロソフトで認定されていないWindowsポータブルUSBドライブを作成することもできます。

ゆき

投稿者:ゆき/更新日:2023年10月20日

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Windows To Goについて

Windows To Go(W2G)はWindows 8/8.1およびWindows 10に標準搭載されている機能であり、WindowsをUSBにインストールしてWindows To Go USBドライブを作成することができます。つまり、BYOD(自分のデバイスを持ち込むという意味)を可能にします。USBでWindowsを持ち歩けたら便利だと思いませんか?どこでもいつでも、どんな状況でもパソコンを起動することは可能です。

しかし、MicrosoftのW2G機能は沢山の制限があります。

例えば、Microsoft(マイクロソフト)認定USBだけを利用することができます。その価格は非常に高いし、容量は少なくとも32GBである必要があります。マイクロソフトで認定されているUSBドライブは速い速度とメーカー保証を提供しても、ユーザーは安いものほうが好きでしょ。

そのほか、一般向けのWindows 8やWindows 10(HomeやProなど)ではWindows To Go機能は利用することができません。Windows 8/8.1 EnterpriseおよびWindows 10 EnterpriseエディションだけでWindows To Go機能を利用することができるとういう制限もあります。

詳細解説|持ち歩けるWindows 10 To Go USBの作成&使用

Rufusについて

また、Windows 8やWindows 10のEnterprise版にて「Windows To Go」機能を使ってWindowsポータブルUSBドライブを作成する以外にも「Rufus」というフリーソフトを使用することでWindowsをUSBメモリに入れてWindowsポータブルUSBドライブを作成することも可能です。

※しかし、Windows 8かWindows 10のEnterprise版のイメージファイルが必要となります。

Rufusの紹介

「Rufus」は素晴らしいツールであり、起動可能なUSBフラッシュドライブを作成したり、フォーマットしたりすることができます。「万が一PCが壊れたら、データを救出するとき」「OSが入っていないパソコンで作業をするとき」「DOS環境からBIOSアップデートユーティリティを実行するとき」Rufusはかなり役に立ちます。

「Rufus」は、起動可能なISOファイル(Windows、Linux、UEFIなど)からLinuxやWindowsのインストール用USBメモリを作成するときによく使われる定番のアプリですが、今回は「Windows To Go」もどきのUSBメモリ(ポータブルUSBドライブ)を作る機能を使いましょう。

RufusでWindows To Goを作成する方法

手順 1. Rufus公式サイトから無料アプリ「Rufus」をダウンロードします。ダウンロードしたファイルを開きます(実行します)。

「ユーザー アカウント制御」が表示された場合は、「はい」をクリックします。
「オンラインで行われるアップデートの自動確認機能を有効にしますか?」と表示された場合は、「はい」または「いいえ」のいずれかを選択します。

手順 2. Rufusが起動したら、WindowsをインストールするUSBメモリをPCに接続します。

※Rufusの実行後でもOKですが、認識不良がないよう先にUSBメモリを接続しておくこともできます。

USBメモリをPCに接続

手順 3. USBメモリが正常に認識されていることを確認したら、Rufusを①から順番に設定していきます。

Rufus

①「デバイス」:Windowsインストール先のUSBメモリを指定します。

②「ブートの種類」:「選択」をクリックするとエクスプローラーが開くので、あらかじめダウンロードしておいたWindowsのISOファイルを指定します。

③「イメージオプション」:「イメージオプション」欄のプルダウンメニューを開き、「Windows To Go」を指定します。

④「パーティション構成」:GPTを指定します。

⑤「クラスターサイズ」:4096バイト(規定)を指定します。

手順 4. 上記①から⑤まで設定したら、「スタート」をクリックします。

手順 5. 「Windowsイメージの選択」「バージョン選択」画面が表示されるので、一覧からインストールしたいWindowsイメージまたはバージョンを選択し、「OK」をクリックします。データ消去の警告画面が表示されたら、「OK」をクリックします。

手順 6. Windows To Goの作成が開始されます。「状態」の項目のバーが左から右に進んで、進捗状況がわかります。作成が完了したら、「閉じる」をクリックし、Rufusを終了します。

作成にかかる所要時間はUSBメモリやパソコンのスペックにもよりますが、20分~30分程度で完了します。
USBメモリから起動できた場合は、Windowsのセットアップ画面が始まります。普通にWindowsのセットアップを行ってください。

🔎USBメモリからWindowsが起動できると、ファイルエクスプローラで見ると以下のようにCドライブがUSBメモリのアイコンになっています。

Rufus

しかし、ここではより良いソフトウェアAOMEI Partition Assistant Professionalをご紹介したいです。それは最高のRufusの代替ソフトです。ドライブのフォーマットおよびブート可能なUSBドライブの作成のほかに、もっと強力な機能を持っています。

最高のRufus Windows To Goの代替ソフト

AOMEI Partition Assistant Professionalはディスク&パーティションの管理に最高のソフトウェアです。それはWindowsの標準搭載ツール「ディスクの管理」の沢山の制限を打破します。Windows 8/8.1 EnterpriseおよびWindows 10 EnterpriseエディションのWindows To Go機能の制限も打破します。

AOMEI Partition Assistant Professionalの紹介

WindowsポータブルUSBドライブを作成するために、AOMEI Partition Assistant Professionalは「Windows To Go Creator」機能を提供しています。ドライブのフォーマット、W2Gの作成のほかに、ディスクのクローン/消去/パーティション分割など、より多くの機能でHDDをうまく管理することができるので、確かに最高のRufus Windows to Goの代替ソフトとなります。

AOMEI Partition AssistantのWindows To Go Creator機能はWindowsのWindows To Go機能(またはRufus)よりも柔軟です。Windows 8/10 Enterpriseではない場合、それも使用可能です。また、マイクロソフト認定資格のないUSBドライブでも使用可能です。

AOMEI Partition AssistantでWindows To Goを作成する前に準備することがあります。Windows 10 To Go USBドライブの作成を例としてしましょう。

Windows 10 ISOまたはESDファイルを用意します。それをどこに保存するか覚えてください。

3.0ポートのUSBドライブを用意します。USB 2.0ポートも大丈夫ですが、USB 3.0ポートのようにうまくいきません。USBドライブが少なくとも13GBであることが要求されます。

準備が整った後、Windows To Go USBドライブの作成を始めましょう。

AOMEI PAでWindows To Goを作成する方法

Rufus Windows To Goの代替ソフト「AOMEI Partition Assistant Professional」を使って、WindowsポータブルUSBドライブを作成する手順は以下の通りです。

ステップ 1. USBメモリをパソコンと接続する

事前に準備した3.0ポートのUSBを挿入し、コンピューターはそれを検出できることを確保します。

ステップ 2. 「Windows To Go Creator」を開く

AOMEI Partition Assistantをダウンロードし、インストールし、起動します。

ツールバーの「ツール」タブをクリックし、ドロップダウンメニューから「Windows To Go Creator」を選択します。

Proのデモ版 Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ快適
ヒント:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

Windows to Go Creator

ステップ 3. 「Windows向け」か「Mac向け」か選択する

一般的に「パーソナルコンピュータ用のWindows To Goを作成」を選びますが、MacでWindowsを使いたいと考えているなら、「Macデバイス用のWindows To Goを作成」を選んで「次へ」をクリックします。

パーソナルコンピュータ用のWindows To Goを作成

ステップ 4. イメージファイルを選択する

「インストールディスク/ISOでWindows To Goを作成」にチェックを入れ、事前に準備したISOまたはESDファイルを指定してから「次へ」をクリックします。

インストールディスク/ISOでWindows To Goを作成

💡もし、ISOファイルがない場合、や現在動かしているPCと同じWindowsをインストールしたい場合、「現在のシステムでWindows To Goを作成」を選んで「次へ」をクリックします。

ステップ 5. インストール先を選択する

前に挿入したUSBメモリ(Windows 10インストール先のUSBドライブ)を選択してから「続行」をクリックします。

パソコンに接続されているUSB機器が候補に出てくるので、ここから選びます。USB接続であれば、外付けHDDやSSDでも構いません。

続行

💡「詳細処理」をクリックすると、作成したシステムの種類や起動モードなどを設定することができます。

ステップ 6. Windows To Goの作成を開始する

「データが完全に消去される」という警告メッセージが表示されます。

USBメモリ上のデータがすべて削除されるので、事前に重要なデータをバックアップしたほうがいいです。バックアップをすでに取っている場合、「はい」をクリックして作業を開始します。

データ消去

完了までさほど時間はかかりません。

作成進捗

作成したポータブルUSBドライブ(Windows To Go)を任意のPCに接続し⇒電源を入れ⇒BIOS設定に入り⇒起動順序を変更(USBメモリを一番最初に読み込むように設定)します。USBドライブから起動したら、同一Windows 10を使用することができます。

※ほぼすべてのWindows PCに適用できます。

結語

AOMEI Partition Assistant Professionalの「Windows To Go Creator」機能を使用してWindowsをUSBメモリにインストールしてWindowsポータブルUSBドライブを作成するほかに、「ブータブルCD/USBの作成」ウィザードに従って、起動可能なメディアを作成することもできます。Windows 11、Windows 10、Windows 8.1/8のほか、Windows 7、Windows Vista、Windows XP(すべてのエディション)にも対応します。

AOMEI Partition Assistantそのほかのバージョン: Windows Server 2003、2008(R2)、2011、2012(R2)、2016、2019、2022のユーザーの場合、AOMEI Partition Assistant Server版を使用してください。また、社内の台数無制限のPC&Serverで利用可能なAOMEI Partition Assistant Unlimited版もあります。更に、AOMEI Partition Assistant Technician版を購入するIT専門家、システム管理者、技術者はクライアントに技術サポートを有償サービスとして提供することができます。ニーズに応じて適切なバージョンを選択しましょう~ ▶AOMEI Partition Assistant異なるバージョンの比較

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ゆき
ゆき・編集者
ゆきは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品の機能について詳しいです。IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。