【徹底解説】Windows 7/8/10/11でSSDが遅い時の対策!

ストレージの中でもSSDはデータの読み込み書き込みの両面で速度が速いものです。今の時代、Windows 7/8/10/11のパソコンで使うには非常に向いているものと言えます。ですが、Windows 7/8/10/11のパソコンで操作していると、速度が「遅い・重い」と感じる場合があります。SSDの速度低下の原因には様々なものがあり、あらゆる対処法を実践する必要があります。この記事では、SSDの速度が遅くなってしまう理由とその解決方法をご紹介します。「速さに魅力を感じてSSDを導入したのに、最近処理速度が遅くなった気がする」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

ゆき

投稿者:ゆき/更新日:2024年03月06日

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SSDの速度が遅い事例

 

SSDの書込み速度が極端に低下しました

約1か月ほど前にサムスンの850EVO 250GBのSSDを購入しました。

最初はベンチを数回やった程度なんですが1か月たった今、どれくらいの速度なのか気になって測定したところ。書込み速度が購入当初より極端に落ちています。その時Windos updateがあったり、負荷のかかるようなことはしていません。2度やっても同じ結果でした。

使い方的には普段のWebサーフィンやゲームの録画(Geforceのshadowplayで録画)をしていたくらいです。1日換算で約40GB書き込んでいました。ですが1日100GBを超えるだとかさすがにそのレベルまではいってないです。普段のネット使用でも1時間あたり約1GBの書込みが発生していました。

ベンチで速度が落ちていても実際には速度低下を感じることはないのですがやはり気になります。SSD導入初心者で原因がよく分からないのですが、もうこの数値は回復することはないのでしょうか?不良品ということは考えられますか?

-【価格.com】からの質問

SSD(ソリッドステートドライブ)はフラッシュメモリを利用した大容量の記憶媒体です。SSDはパソコンに内蔵されているのが一般的ですが、外付けのSSDも販売されています。近年はSSDの性能が向上し、手に入りやすい価格になっているため、SSDが採用されたパソコンが増えてきています。

SSD

データの処理速度が非常に速く、HDDと比べ高速にデータの読み書きが行えるのがSSDの特徴ですが、処理速度が速いSSDも使用期間や設定の状態などで読み込み速度や書き込み速度が遅くなってしまうことがあります。

項目 メリット デメリット
SSD ✔読み書きの速度が早い
✔衝撃・熱に強い
✖記憶できる容量が少ない
✖値段が高い
HDD ✔記憶できる容量が大きい
✔値段が安め
✖衝撃や熱、磁気に弱い
✖消費電力が高め

次は、具体的にSSDの速度が遅くなってしまった時の原因と対処法をご紹介しましょう。

SSDの速度が遅い原因

まずはなぜSSDが遅い・重いのか、その理由について解説していきます。SSDが遅くなってしまった場合は様々な原因が考えられ、ちょっとした設定の変更が原因で遅くなることもあります。

SSDが遅い原因

👉SSDの「書き込み」が遅い

もしSSDへの「書き込み」が遅くなったと感じたら、以下のような原因が考えられます。

🧿アラインメントの調整不足

書き込みが遅い場合に主要な原因として考えられるのが「アラインメントの調整不足」です。SSDでは4096バイトを一単位として書き込むため、一つのまとまったデータを書き込む位置が4096の倍数でなければ、「アラインメントの調整不足」が起こり、データを効率的に書き込めなくなってしまいます。このデータを書き込む位置を「パーティションの開始位置」と言います。改善のためにはここをうまく「4096の倍数」にしなければならないのです。

🌸方法①:パーティションのアラインメントを行う

🧿SSDの空き容量が足りない

空き容量の不足によって処理が遅くなっていることが原因として一つ考えられます。HDD(ハードディスクドライブ)ではデータの書き込み時にどんどん上書きが可能ですが、SSDでは「一旦古いデータを削除して新しいデータを書き込む」という二段階の手順を踏まなければならないため、書き込みより読み込みの方が高速になる性質があります。したがって、書き込みデータの累計がSSDのスペックを超えるあたりで「書き込み速度」は低下してしまうのです。

📖補足:SSDの空き容量を調べるには、エクスプローラーから「PC」を選択し、そこで出てくる「Windows(C:)」の所のバーを見ればすぐにわかります。ここが赤色になって表示されていたり、25%の空き容量もない状態であれば、データの削除が必要になります。

🌸SSDの空き容量を増やす:もしSSDの空き容量が足りない場合は、クリーンアップを実行するか、SSDの中のデータを初期化するか、要らないデータを削除または移動する必要があります。※SSDストレージの中で、容量を取っているデータなどは外付けHDDに移す、クラウドストレージ上に上げるなどして対策を講じましょう。

🧿内部パーツやSSD本体の故障

もし十分に空き容量があっても異常があるようなら、内部パーツやSSD本体になんらかの異常がある可能性があります。

🌸SSDの修理を依頼する:内部パーツやSSD本体が故障した際は、自分で無理に直そうとするのでなく「パソコン修理専門店」などで見てもらう必要があるかもしれません。

SSDの経年劣化によって、動作が遅くなってしまった可能性もあります。SSDの寿命は約5年です。データの書き込みを繰り返すことで、SSDは劣化していきます。SSDの寿命が近くなると、処理速度が遅くなるだけでなく、急にシャットダウンしてしまうなどの問題が発生する可能性もあります。

🌸SSDを交換する:SSDの寿命が来てしまった場合、SSDを交換する必要があります。データをそのまま移行するソフトやツールが各社から発売され、手軽に換装可能です。SSDを差し込むだけで、クローンを作成することができる機能がついている、玄人志向、SSDまるごとコピー可能なAOMEI Partition Assistantがおすすめです。

🧿TRIMが「無効」になっている

SSDの書き込みが遅くなるのを防止するコマンドとして「Trimコマンド」というものがあります。これは、先ほど言ったような「一旦古いデータを削除する」書き込みの一段階目の際に出てくる「未使用領域」を通知する機能のことで、ともかくこの機能があることで無駄がなくなり効率化されます。ただ、もしSSDが書き込みの際遅い場合、この機能が「OFF」になっている場合があるのです。

🌸方法②:Trimを有効にする

👉SSDの「読み込み」が遅い

「読み込み」に時間がかかる場合は、システム上で問題が発生していると考えるべきでしょう。

🧿SATAケーブル・ポートに異常がある

自作PCや、SSDを換装したことがあるデスクトップPCなどを使用している場合に考えられる原因がSSDの接続ミスです。「SATA(シリアルATA)」とは、SSDとパソコンのマザーボードを接続するインターフェイスの1つです。SATAにはバージョンがあり現在主流となっているのは「SATA3」で、1つ古いバージョンの「SATA2」と転送速度を比較すると、「SATA3」は約2倍速いといわれています。「SATA3」に対応したSSDを使用していても、インターフェイスの規格が旧バージョンであれば性能を発揮することができません。もしこれが原因で速度低下がみられる場合には、接続を見直すことで改善が可能です。

🌸「SATA3」に替える:もし使っているSATAポートの規格がSATA2だったら、「SATA3」に替えることで遅い速度の改善が期待することができます。※この規格の見分け方は簡単でポートの色が赤なら「SATA3.0」黒色なら「SATA2.0」です(たまに「青」が3.0、「白」が2.0の場合もあります)。

🧿SSDのモードがAHCIでなくIDEモードになっている

Windows XPの時代にSSDのモードとして多く利用されていたのが「IDE」モードです。ただ昨今はより時代に沿った高い処理を行える「AHCI」というモードが基本となりつつあります。したがって、もしパソコンの読み込みが遅い場合、古い「IDE」のモードで処理を行っている可能性が高いです。

🌸方法③:SATAコントローラーをACHIモードへ変更する

🧿ドライバーの状態に異常がある

ドライバーとは、デバイスを動かすのに必要なソフトのことです。通常、SSDを利用する際は「ドライバー」をインストールする必要があるのですが、このインストールが正常に出来ておらず、SSDの動作が遅い原因となっている可能性があります。

🌸ドライバーを再インストールする:ドライバーの状態がおかしい場合、一度再インストールするのが良いでしょう。「スタート」を右クリック⇒「デバイスマネージャー」を選択⇒ SSDのドライバーを右クリック⇒「デバイスのアンインストール」を選択⇒パソコンを再起動することで、問題が解決される場合が多々あります。

👉メモリに問題がある

パソコンでは、ハードディスク・SSD等記憶領域に保存されたデータをメモリに一時読み込みさせて動作させます。したがって、ソフトやアプリを起動しすぎるとメモリが足りなくなります。

そうした状況でメモリを無理に使おうとすれば、容量が足りなくなってしまうのは当然と言えます。こうしたことが、実はSSDでも遅い原因になっている場合があるのです。

🌸メモリ容量を増設する:まず、パソコンがどれだけメモリ消費をしているかを見てみます。「Ctrl + Shift + Esc」の同時押しで「タスクマネージャー」を起動してCPU・メモリ・ストレージのそれぞれの数値を見ることが可能です。メモリを利用する際、パソコンのメモリスロットへ差し込み使用するのですが、メモリを4GBから8GBへという風に大容量のものへ転換すれば、すぐに解決できるでしょう。

🚨注:
ただ、パソコンによって、使用可能な最大メモリ量は定められているため、メーカーのホームページなどでチェックするといいでしょう。もし自分でメモリの交換が難しいなと感じられた方は、修理店や友人等に頼んでみるといいです。
どうしてもメモリ量を増やせない場合、同時起動のソフトウェアを減らすことができます。※メモリの消費量が多いソフトとしてはBlenderなどの3Dソフト、Steam等で起動したゲームソフト、辞書ソフト、地図ソフト等は比較的メモリの消費量が多い傾向にあります。

👉その他の原因

その他にも、「デバイス制御のためのソフトであるファームウェアが古い」「ウイルス感染をしている」などの可能性も考えられます。

🧿ファームウェアが古い

SSDでなくSSD自体を動かすファームウェアが古いものであるために問題が発生している場合があります。そうした場合、ファームウェアをパソコンのOSと同じように更新する必要があります。ファームウェアのアップデートに失敗するとデータが消えてしまう恐れがあるので、もし怪しいようであればパソコン修理業者などに相談し、しっかりとした更新を行う必要があるでしょう。

🧿ウイルスに感染する

ウイルスはバックグラウンド上で「データを外部へ送信する、不正なソフトウェアを起動させる、メール送受信を行う」など激しく様々な動作をします。そうした動作の中でCPUやメモリ・ストレージを圧迫するため、重くなったり遅くなってしまったりするのです。その可能性を疑っているようであれば、ウイルスセキュリティソフトやWindows Defenderなどを使ってフルスキャンを試してみるなどの処置をしましょう。

Windows 11には「Windowsセキュリティ」というものが予めインストールされているはずです。ウイルスチェック方法は色々ありますが、次は「Windowsセキュリティ」の「クイックスキャン」のやり方をご紹介します。

👉クイックスキャンを行う手順:
「スタート」の「すべてのアプリ」から「Windowsセキュリティ」を起動します。
「ウイルスと脅威の防止」を選択します。
「クイックスキャン」を実行します。

🧿OSが更新されていない

OSが更新されていないと、SSDの動作に影響を及ぼす可能性があります。パソコンのOSは自動でアップデートされることが多いです。ただ、自動アップデートの設定が解除されている場合もあるでしょう。

OSをアップデートするには、Windows Updateの更新を確認します。パソコンの「スタート」から「設定」を選択し、「更新とセキュリティ」を選択しましょう。そこから、更新プログラムのチェックができますので、更新されてない場合はアップデートを行います。

🧿不要なプログラムが起動している

パソコンに不要なプログラムが起動していないかも確認しましょう。パソコンを起動した際に自動で開くよう、常駐プログラムの設定を行っている方もいるかと思います。しかし、常駐されるプログラムが多すぎると、動作が遅くなってしまう可能性があります。

使わないプログラムは閉じるようにしましょう。また、SSDの容量を無駄に消費しないために、使わないプログラムを削除することが大切です。

SSDの速度が遅い場合の対処法

SSD(Samsung、SanDisk、KingstonなどのSSD)が遅い原因によって効果的な対処法が変わってきます。

※ヒント:SSDの速度がWindows 10パソコンで遅い場合の対処法は以下の通りですが、これらの方法はWindows 7、8/8.1/11にも適用することができます。

方法①:パーティションのアラインメントを行う

「アラインメントの調整不足」は、パーティションの開始位置を4096の倍数に調整する「アラインメント修正」を行う必要があります。様々なメーカーがこうした修正のためのソフトを出しているので調べてみるとよいでしょう。

ここでは、強力なパーティション管理ソフトAOMEI Partition Assistant Professionalを強くお薦めします。SSDの性能をアップさせるために、4Kアライメントだけでなく、「SSDを完全消去」「パーティションをリサイズ」「パーティションを削除」「パーティションをフォーマット」などの機能も提供しています。

手順 1. AOMEI PA Pro版をダウンロードし、インストールし、起動します。

Proのデモ版 Win 11/10/8.1/8/7
安全かつ快適
💡ヒント:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

手順 2. 対象のドライブを右クリックし、「詳細処理」⇒「パーティションを整列」を選択します。

💡ヒント:「パーティションは整列されました。もう一度整列する必要がありません。」というメッセージが表示される場合、このパーティションは正しく整列されたことを意味するので、「OK」をクリックして、SSDの他のパーティションを続けてチェックしましょう。

パーティションを整列

手順 3. ポップアップウィンドウで4Kアライメント「4096セクタ」を指定して「はい」をクリックします。

4Kアライメント

手順 4. 最後は「適用」をクリックして4Kアライメントを行います。

適用

方法②:Trimを有効にする

ご存知のように、SSDに新しいデータを書き込む前に削除対象としてマークされたデータがクリーンアップされます。実際にそのデータが消失するのは新しいデータが上書きされたことで、それまでは削除したデータにアクセスできなくなるだけでデータ自体は消去されていません。つまりデータが失われる瞬間は、データが上書きされる瞬間です。このような処理は時間が掛かるため、SSDの書き込み速度が低下します。

SSDの速度低下を防ぐためにTRIMコマンドが導入されています。これは、OS上で削除されたデータに「いつでも消去してもOK」というトリップを付けることでSSDのコントローラに消去を促すというもので、トリップの付いたブロックは、バックグラウンドで順次消去されるという仕組みです。

いざデータの書き込みが必要な場合に備えて、Trimコマンドのおかげで、ユーザーが気付かないうちにせっせと「お掃除」されているというわけです。このようなゴミを消去しデータをいつでも書き込みできる状態にしておく処理は、SSDを高速化することができます。

👉次は、下記の手順に従ってTrimコマンドが有効化されていることを確保します。

手順 1. 検索ボックスに「cmd」と入力し、「コマンドプロンプト」を「管理者として実行」します。

手順 2. コマンドプロンプトで「fsutil behavior query disabledeletenotify」というコマンドを実行します。

手順 3. しばらく待ったあと、次の2つのメッセージのいずれかが表示されます。

NTFS DisableDeleteNotify = 0:SSDでTrimが有効化されています。
NTFS DisableDeleteNotify = 1:SSDでTrimが無効化されています。

Trim

「NTFS DisableDeleteNotify = 1」のメッセージが表示される場合、「fsutil behavior set disabledeletenotify 0」というコマンドを実行して、無効になっているTrimを有効にする必要があります。

方法③:SATAコントローラーをACHIモードへ変更する

HDDをインストールする時にSATAコントローラーのデフォルト設定がIDEモードになりますが、SSDを最適化するためにAHCI(Advanced Host Controller Interface)モードを使用したほうがいいと思います。

一般に、OSをインストールする前にBIOS設定画面でSATAコントローラーをIDEモードからAHCIモードに変更する必要があります。でも、Windows 10を既にインストールしても、下記の手順に従ってSATAコントローラーモードをIDEからAHCIに変更する可能性もあります。

手順 1. 「Win」キーと「R」キーを同時に押し、「msconfig」と入力し、「Enter」キーを押します。

手順 2. 「システム構成」が表示されるので、「ブート」タブをクリックし、「セーフブート」にチェックを入れ、「適用」をクリックし、パソコンを再起動します。

手順 3. 特定のキー(ほとんどの場合はF2またはDEL)を素早く連続的に押してBIOS設定画面を起動し、SATAコントローラーモードをIDEからAHCIに設定し、「F10」キーを押して変更を保存して終了します。

手順 4. パソコンを再起動し、今回Windows 10をセーフモードで起動します。そして、もう一度「msconfig」を実行し、「セーフモード」のチェックを外してパソコンを再起動します。

セーフモード

📖パソコン起動直後画面で「F2」ボタンを押せば入ることのできる「BIOS」画面から設定を変更:基本的にはBIOSメニューより、「Configuration」⇒「SATA Controller Mode」でモードの変更ができます。※最近では、BIOSでなく「UEFI」という設定画面を採用しているものもあります。こちらはマウスでも操作が可能なもので日本語化もなされています。こちらもBIOS同様、F2キーかDELキーを基本的に起動直後のロゴ画面から押すことで入ることができます。

方法④:デフラグの実行を回避する

ディスクデフラグはHDDにとって役に立ちます。パソコンをいつも使っているということは、知らず知らずのうちにHDDにデータを書き込んだり、削除したりということを繰り返していることになります。使えば使うほどHDD内のデータはいろんな場所に散らばり、雑然とした状態になっていきます。デフラグは散在しているデータを一箇所に固めたり、小さな空きスペースをつめたりすることでHDDの中のデータを整理し最適化します。

しかし、SSDでデフラグを実行しないほうがいいです。SSDはそもそも断片化されたようなランダム読み出しが速いので、デフラグの必要性は低いのです。しかも、SSDは書き込みによる経年劣化がHDDより激しいので、頻繁に書き込むと寿命を縮めてしまう結果になります。この様な事から、SSDの場合、デフラグをすることはお勧めしません。

👉ディスクデフラグを無効にするために、次の手順に従ってください。

手順 1. エクスプローラー(Explorer)を開き、SSDを右クリックしてコンテキストメニューから「プロパティ」 を選択します。

手順 2. 「ツール」タブをクリックし、「ドライブの最適化とデフラグ」下の「最適化」オプションをクリックします。

最適化

手順 3.「設定の変更」ボタンをクリックします。小さなポップアップウィンドウが表示されるので、「スケジュールに従って実行する」チェックボックスのチェックを外して「OK」をクリックします。

デフラグを無効にする

方法⑤:ハイバネーションが無効か確認する

パソコンをハイバネーション(休止状態)にした際、開いているプログラムや作業内容をSSD内に書き込む「hiberfil.sys」ファイルが存在します。hiberfil.sysはシャットダウンしたときにメモリの内容を書き込んだもので、要は次の起動時に作業途中からスタートできるようにしているものです。

hiberfil.sysファイルのサイズは搭載されている物理メモリのサイズとほぼ同じです。このハイバネーションが有効になっていると、休止状態になる度にSSDにゴリゴリと書き込むので、寿命が短くなると言われています。

ハイバネーションを無効にするとSSDへの書き込みを防ぐだけでなく、容量の確保も出来るので、SSD上でハイバネーションを無効にしたほうがいいです。

👉ハイバネーションを無効にする方法は次のとおりです。

手順 1. 検索ボックスに「cmd」と入力し、「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。

手順 2. コマンドプロンプトで「powercfg /h off」というコマンドを入力し、「Enter」キーを押します。

方法⑥:SSDの書き込みキャッシュを有効にする

デバイスの書き込みキャッシュを有効にすると、SSDへの書き込みが高速化され、システムの処理能力も向上するため、それを有効化することはオススメです。一般的に書き込みキャッシュはデフォルトで有効になっていますが、万が一のために、Windows 10でそれを有効にする方法を見てみましょう。

ただし、停電や予期せぬ事態によりシャットダウンしてしまうと、書き込みキャッシュを有効にするのは通常設定よりも多くのデータにダメージが加わり、データの損失や破損が発生する場合があるようです。

手順 1. 「PC」を右クリックし、「プロパティ」を選択します。

手順 2. 左側の「デバイスマネージャー」をクリックし、「ディスクドライブ」をダブルクリックして展開します。

手順 3. SSDを見つけて右クリックし、「プロパティ」を選択します。

手順 4. 「ポリシー」タブで「デバイスの書き込みキャッシュを有効にする」オプションがオンになるかを確認します。問題なければ「OK」をクリックします。

書き込みキャッシュ

その他の対処法

あまり頻繁にアクセスしない大きなファイルをSSDに保存したほうがいいと思います。

また、もし長くSSDを使い続けている方であれば「SSDの最適化」を施すことで速度の改善が望める可能性があります。 最適化の方法は簡単で、先ほど言ったような「エクスプローラー」の「Windows(C:)」のファイルを右クリックして出てくる「プロパティ」から「ツール」タブをクリックして「最適化」を押せば可能です。ただし、「最適化」をしすぎると寿命が短くなってしまうので、定期的な実行は避けてください。

SSDが遅いことに関するよくある質問

Q1:SSDが遅い理由は何ですか?

A1:SSDが遅い場合、いくつかの可能性が考えられます。まず、使用しているSSDが古いか、不良品である可能性があります。また、SSDの容量が不足している場合や、ドライバーが最新でない場合も影響があります。

Q2:SSDのパフォーマンスを向上させる方法はありますか?

A2:はい、いくつかの方法があります。まず、最新のファームウェアとドライバーをインストールしてください。また、SSDの容量を確認し、不足していれば容量を増やすか、不要なファイルを削除してください。最後に、オペレーティングシステムやアプリケーションがSSDを最適に利用できるよう設定を確認してください。

Q3:SSDが遅いときに確認すべき設定はありますか?

A3:はい、まずはオペレーティングシステムの設定を確認してください。AHCI(Advanced Host Controller Interface)モードが有効になっているかどうかを確認し、必要に応じて有効にしてください。また、トリム(TRIM)が有効になっていることも確認してください。

Q4:SSDの寿命について気をつけるべき点はありますか?

A4:はい、SSDの寿命を延ばすためには、書き込み回数を減らすことが重要です。定期的なバックアップを取り、不要なプログラムやファイルを削除してください。また、オペレーティングシステムやアプリケーションのアップデートを行い、最新のセキュリティ機能を利用することも寿命延長に役立ちます。

Q5:SSDの適切なメンテナンス方法はありますか?

A5:はい、定期的なメンテナンスが重要です。不要なファイルの削除、デフラグメンテーションの実行、そしてバックアップの作成は、SSDのパフォーマンスを維持するのに役立ちます。また、定期的に最新のファームウェアやドライバーのアップデートを行うことも忘れずに行ってください。

SSDの高速化に関するよくある質問

Q1:SSDの高速化はなぜ重要ですか?

A1:SSDの高速化は、コンピューターやラップトップの全体的なパフォーマンス向上に寄与します。データの読み書き速度が向上することで、起動時間やアプリケーションの応答速度が向上します。

Q2:SSDを高速化する方法はありますか?

A2:はい、いくつかの方法があります。まず、最新のファームウェアとドライバーをインストールしてください。また、トリム(TRIM)機能が有効になっていることを確認し、必要に応じて有効化してください。さらに、不要なファイルを削除し、定期的なデフラグメンテーションを行うことも効果的です。

Q3:SSDのオーバープロビジョニングとは何ですか?

A3:オーバープロビジョニングは、SSDに余分な容量を確保することです。これにより、SSDの性能が向上し、寿命が延びる可能性があります。オーバープロビジョニングを有効にするためには、SSDメーカーの指示に従って適切な手順を実行してください。

Q4:SSDのキャッシュを活用する方法はありますか?

A4:はい、SSDのキャッシュを活用することでパフォーマンスを向上させることができます。オペレーティングシステムやマザーボードの設定で、SSDのキャッシュ機能を有効にすると良いでしょう。ただし、使用するソフトウェアやワークロードによっては、効果が異なることがあります。

Q5:SSDを最適な状態に保つための注意点はありますか?

A5:はい、定期的なメンテナンスが必要です。不要なファイルを削除し、バックアップを取ることで、SSDのパフォーマンスを維持できます。また、セキュリティソフトウェアのスキャンや最新のセキュリティアップデートの適用も忘れずに行いましょう。

終わり

パソコンの動作を早くしようとSSDのパソコンを選択したのに、SSDが遅くなってしまった、というトラブルに見舞われた方もいるのではないでしょうか?

「SSDの読み込み速度や書き込み速度が遅くなる」という事態が発生する原因は実にさまざまです。SSDの読み込み速度や書き込み速度が遅いと感じた場合、なぜ遅くなったのかをしっかりと把握し、その原因に合った適切な対処を心がけるようにしましょう。

本記事ではSSDが遅くなった場合の対処方法についてまとめました。本記事を読むことでSSDが遅くなった場合の対処方法が分かります。SSDが動作速度を改善したい方はぜひ参考にしてください。

ゆき
ゆき・編集者
ゆきは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品の機能について詳しいです。IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。