DiskpartでWindows ServerのCドライブを拡張

Windows Server 2022、2019、2012、2008のCドライブを拡張する2つの方法を紹介します。DiskpartまたはServer向けディスク管理ソフトです。

Comnena

投稿者:Comnena/更新日:2023年05月15日

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Windows ServerのCドライブを拡張する重要性

Windows Server

通常、CドライブはPCまたはサーバーのシステムパーティションです。システムディスクにデータが多すぎると、Cドライブの容量がすぐに不足になります。その結果、サーバーコンピュータの動作が徐々に遅くなり、時々フリーズすることさえあります。

さらに、「ディスク容量不足」の警告も表示され、作業が中断されます。そのため、サーバーのCドライブを拡張してディスク領域の使用を最適化することが非常に重要となります。しかし、サーバーでシステムパーティションを拡張する方法は何ですか?以下の内容をご覧下さい!

DiskpartでWindows ServerのCドライブを拡張

Diskpartは、Windows Serverの内蔵ユーティリティであり、スクリプトまたはコマンドを直接入力することでディスク、パーティションまたはボリュームを処理します。Cドライブを拡張するには、diskpartコマンドインタープリタに「list volume」、「select volume c」、「extend」を入力するだけでいいです。しかし、注意しなければならない部分はあります。具体的な手順は次のとおりです:

ステップ 1. スタートをクリックし、検索ボックスに「diskpart」と入力し、Enterキーを押します。

ステップ 2. 「list volume」と入力し、Enterキーを押して、コンピュータ上の既存のボリュームを表示します。

ステップ 3. 「select volume c」と入力し、Enterキーを押して、ボリュームCを選択します。

ステップ 4. 「extend [size = n]」と入力して、サイズnの容量をボリュームCに拡張します。

diskpartでサーバーCドライブを拡張

このように、Cドライブは未割り当て領域によって正常に拡張されました。

注意:✎...
「size=n」は、現在のパーティションに追加する領域をメガバイト(MB)で指定します。サイズを指定しない場合(つまり、「extend」だけを入力する場合)、ディスクの拡張は次の連続した未割り当て領域をすべて使用します。
Server 2003では、パーティションのサイズ変更に役立つ「extend」または「shrink」コマンドはありません。

DiskpartでWindows ServerのCドライブを拡張する制限

DiskPartサービスを使用してサーバのCドライブを拡張するのは非常に簡単に思えますが、実際には、Windows Serverオペレーティングシステムで(C)ドライブを拡張するときにいくつかの制限があります:

★制限:
拡張するパーティションの右側に隣接する未割り当て領域がある場合のみ、「extend」コマンドは有効です。
拡張できるのはNTFSパーティションのみです。つまり、FAT32またはexFATパーティションは拡大できません。
未割り当て領域はコマンドウィンドウに表示されないため、存在するかどうか、どこにあるかはわかりません。
操作を元に戻すことはできません。誤った操作をするとデータが失われる可能性があります。

DiskPartの代替:ServerのCドライブをより柔軟に拡張|制限を破る

ServerでCドライブを拡張するためのDiskPartツールにはいくつかの制限があるので、このタスクをより柔軟かつ簡単に実行できる代替手段が必要になる場合があります。AOMEI Partition Assistant Serverは試してみる価値があるツールの1つです。このパーティションマネージャーは、Server 2003、2008(R2)、2012(R2)、2016、2019、2022およびSBS 2003、2008、2011と互換性があります。

SeverのCドライブの拡張に関しては、DiskPartサービスの制限がなくなり、Cドライブがより柔軟に拡張されます。たとえば、未割り当て領域がCドライブに隣接していない場合は、未割り当て領域とパーティションCの間のパーティションを移動して隣接させ、Cパーティションを正常に拡張できます。または、「パーティションを結合」機能を使用して、隣接していない未割り当て領域をCドライブに直接追加できます。これにより、手順と時間が少なくて済みます。さらに、FA32パーティションとNTFSパーティションの両方を拡張できます。

以下は、未割り当て領域をマージしてCドライブを拡張する詳細な手順です:

Serverの無料デモ版 ServerとPCの全バージョン
安全かつ高速
注意:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

ステップ 1. デモ版をダウンロードして無料でお試しいただけます。AOMEI Partition Assistant Serverを起動します。Cドライブを右クリックし、「詳細処理」>「パーティションを結合」を選択します。

パーティションのマージ

ステップ 2. パーティションCに隣接していない未割り当て領域にチェックマークを付け、「はい」をクリックします。

未割り当て領域を選択

ステップ 3. メインインターフェイスに戻り、「適用」と「続行」をクリックして、保留中の操作をコミットします。

パーティション結合を続行

しばらく待ってから、サーバーのCドライブが未割り当て領域の追加で拡張されます。さらに、未割り当て領域がない場合は、「空き領域を割り当てる」機能を使用して、あるパーティションから別のパーティションに空き領域を直接割り当てることができます。

DからCドライブに空き領域を割り当てる

おわりに

ここまでWindows ServerのCドライブを拡張しました。合わせて2つの方法があります。Windows内蔵ツールDiskPartとディスクパーティション管理ソフトAOMEI Partition Assistant Serverです。

コマンドの実行に慣れている読者様なら、DiskPartを使用してサーバのCドライブを拡張するのはとてもいいと思います。そうでない場合は、AOMEI Partition Assistant Serverがより良い選択です(間違った操作による損失を予防など)。(隣接する)未割り当て領域があるかどうかに関係なく、対応するソリューションを提供します。上記の機能を除いて、パーティションの分割、パーティションのクローン、パーティションの不良セクターのチェック、ディスクのクローンなど、他にも多くの優れた機能があります。

Windows Server 2003/2008/2012/2016/2019/2022(R2を含む)を実行している方は、AOMEI Partition Assistant Serverを試して、より高度な機能をお楽しみください。

とにかく、読者様は自分の詳細な状況に応じてその対処法を選んでよろしいと思います。ご参考になれば、幸いです。もしご不明な点などがありましたら、遠慮なくご質問ください。弊社のメールは:[email protected]。ここまでありがとうございました。

最後!問題を解決しておめでとうございますヽ(〃'▽'〃)ノ☆!

Comnena
Comnena・編集者
Comnenaは、パソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理、クラウドファイルの同期などの記事もたくさん持っています。